小さな子どもがいると、外で働くことにハードルを感じることって多いですよね。
私自身もそう感じ、在宅ワークという働き方を選びました。
気付けば在宅ワークを始めてから3年以上が経過。
そんな私が、在宅ワークを始めてみて感じたリアルなメリットとデメリットを実体験ベースでお話しします。

個人的には「在宅ワークを選んで良かった!」と心から感じています♪
「在宅ワークって本当にできるの?」「子育て中でも両立できる?」
そんな疑問を持つ方の参考になればうれしいです。
- 子育て中の主婦が在宅ワークを始めるメリット・デメリット
- 在宅ワークが向いている人


在宅ワークとは?主婦でもできる?
まずは簡単に「在宅ワーク」についてご紹介します。
在宅ワークとは、自宅でできる仕事全般のこと。パソコンやスマホを使ってオンラインで完結する仕事が多く、クラウドソーシングやフリーランスの仕事も充実しています。
具体的には…
- データ入力
- ライティング
- 文字起こし
- 採点
- SNS運用代行
- Webデザイン
- ネットショップ運営サポート
などがあります。
主婦や子育て中の方でも在宅ワークを始めることができますよ。
実際私も、下の子が未就学児の頃から在宅ワークを始めています。



未経験でも始めやすい仕事が多く、スキマ時間を活用してできる案件もあります♪
在宅ワークのメリット
在宅ワークには、実際にやってみて「これは本当に良かった!」と感じたメリットがいくつもあります。
- 通勤がない
- 子どものそばにいられる
- 人間関係に悩まない
- 自分のペースで仕事ができる
- スキルアップにつながる仕事も
- 収入が家計の足しに
- 節約になる面もあり
それぞれ詳しくご紹介します。
通勤がない
在宅ワーク最大のメリットのひとつが「通勤がない」こと。
外で働く場合、身支度や通勤に時間がかかりますよね。
朝の通勤ラッシュで混雑した電車に乗ることも私はストレスに感じていました。
在宅ワークの場合は通勤が不要ですし、身支度も最低限でOK。
通勤にかかる時間を仕事に充てることができますよ。



会社員時代と比べると「時間の縛り」が減りました
急なスケジュール変更にも対応できる
小さな子どもがいる家庭では、家を出て働くことが大きな不安材料になります。
子どもが体調を崩したときや急な用事で家にいる必要があるとき、外で働いているとどうしても対応できません。
しかし在宅ワークでは家にいることができるため、予定変更にも臨機応変に対応できます。
私が在宅ワークを始めてからは、子どもが寝ている間や園や学校に行っている時間などに仕事を進めています。
平日の学校行事などにも仕事を休まず対応できるので、この働き方を選んで良かったと思っています。



仕事が忙しいときはもちろん大変ですが、子育て中でも自分のペースで仕事ができるのは大きなメリットです
人間関係に悩まない
外で働いていると、職場の人間関係がストレスになることがあります。
上司との関係や同僚との付き合い、時には取引先との調整に苦労することも。
出社不要の在宅ワークを選べば、クライアントとはオンラインでのやり取りになるため、物理的に職場にいることはありません。
私の前職は社内外問わず大勢の方と関わらなければならなかったのですが、それがストレスで体調を壊したこともありました。
(内向的な性格なのに、適性を考えずに仕事を選んでしまったのがいけなかったのですが…)
在宅ワークでは、人間関係に悩むことがほぼなくなりました。
オンラインでのコミュニケーションは必要ですが、対面でのやり取りがないため感情的な摩擦が生じにくいです。
もちろんクライアントの性格などにもよりますが、案件は自分で選べますしね。



人間関係に悩みたくない、仕事で関わる人数はできるだけ少ない方が良いといった方にもおすすめです
私もこれまでの在宅ワークで採用前のオンライン面談が2回ほど、Webミーティング(顔出しなし)に数回参加したくらいで、実際に出社して人と顔を合わせるような仕事は一切していません。
電話も仕事開始前の打ち合わせで数回行った程度で、普段のやり取りはすべてチャットやメールのみです。
「人と接するのが苦手、でも仕事しなきゃ…」という方には、在宅ワークはぴったりの働き方だと感じています。
自分のペースで仕事ができる
在宅ワークは、納期さえ守れば自分のペースで仕事を進められます。
外で働く場合、勤務時間が決まっていることがほとんど。
急に仕事を振られて大忙しになる、ということもありました。
在宅ワークでは自分の生活スタイルに合わせて作業することができます。
例えば
- 子供がお昼寝中や夜寝ている間
- 子供が学校や園、習い事に行っている間
- 土日の昼間2時間だけ
などなど。
家事や子供の状況を見て時間を確保し、柔軟に働くことができます。



私自身は早朝や平日の子供がいない時間帯が主な仕事時間です♪
節約になる面もあり
在宅ワークをしていると、外で働く場合にかかる費用を節約できるというメリットもあります。
例えば私の場合、ランチ代・飲み物代・仕事用の服代などが不要です。



良い悪いは別として、お化粧もしなくなりましたし…
外出が少なくなることで無駄な買い物を減らし、より計画的な支出が可能になります。
会社員時代はストレスからか、仕事帰りにパンやお菓子などを毎日買っていました。
在宅ワークを始めてからは外食が減りましたし、支出ゼロの日も多くなっています♪
実際に感じた在宅ワークのデメリット
在宅ワークにはデメリットもあります。
実際にやってみて分かったデメリットをお伝えします!
- 収入が安定しない
- 子供の状況によっては仕事が進められない
- 仕事とプライベートの区別が付けづらい
- 自己管理が必要
- 税金や確定申告に関する勉強が必要
- (孤独を感じやすい?)
収入が安定しない
会社員であれば毎月の給料はおおよそ決まっていることも多いと思います。
在宅ワークでは月ごとの収入にムラが出ることも多々あります。
特に始めたての頃はなかなか仕事が安定せず、収入がゼロの月も…。



安定した収入を得るには、継続的に案件を獲得し続ける必要があります
子供の状況によっては仕事を進めづらい
在宅ワークは子育てと両立しやすい一方で、「子どもの状況によっては仕事を進めづらい」という大きな課題もあります。
たとえば…
- 機嫌が悪い・かまってモードの時
- 体調不良
- 連休・長期休み
- イベント(学校行事など)が多い時
特に子どもが体調を崩したり、グズって離れられなかったりする日は仕事に集中するのがとても難しくなります。
特にまだ小さい子どもがいる家庭では、急な予定変更が日常茶飯事で大変…。
納期がある仕事だと、焦りやプレッシャーを感じてしまうことも。
子供が体調不良になると私も夜寝られなくなることが多く(子供がぐずったり、咳・鼻水などで何度も起きてしまうため)、早朝に仕事をしている身としてはつらい部分もあります。



だいたい子供から風邪がうつって、しんどい中でも仕事しなきゃ…ということがけっこう起こります
納期に間に合わないのはまずいので、私が行っている対策をご紹介します。
- 前倒しで作業を進めておく
- 忙しくなると分かっている時期は事前に仕事量を調整する
- 納期の延長を相談する(最終手段)
急な予定変更に対応できるよう、私は基本的に仕事を前倒しで進めています。
特に子どもの体調不良や急な用事が入りやすい主婦にとって、余裕を持ったスケジュールはとても大切。
忙しくなりそうな時期や長期休みの時は、あらかじめ仕事量をセーブする・受注を控えるなどの調整もしています。
(あんまりセーブしすぎても収入が減ってしまうので悩みどころですが…)
それでもどうしても間に合わない場合には、早めにクライアントへ相談して納期の延長をお願いするのもひとつの方法です。



信頼関係を大事にしつつ、無理のない働き方を意識!
仕事とプライベートの区別が付けづらい
在宅ワークは家にいながら働ける反面、「仕事とプライベートの区別がつけづらい」というデメリットがあります。
家事や育児の中で仕事をしていると、どうしてもオンオフの切り替えが難しくなりがち。
仕事の締切が気になって家事に集中できなかったり、逆に家の用事に追われて仕事の手が止まってしまうことも。
在宅だからこそ自分でしっかり時間を管理し、仕事とプライベートのメリハリを意識することが大切だと感じています。



子供がいる時間(起きている間)はできるだけ仕事をしないようにしています!
自己管理が必要
在宅ワークは仕事の時間を自分で決めることができる反面、自分で管理しなければなりません。
「今日はやらなくてもいいや」とついサボってしてしまうと、いつまでたっても収入が上がりません。
私も在宅ワークを始めた当初は意識が低く、ダラダラ仕事をしたり、ちょっとした休憩のつもりが長時間動画を見てしまっていたということも。



自分なりに集中できる方法や効率的なやり方を見つけてみてくださいね
税金や確定申告に関する知識が必要
在宅ワークをしていると、確定申告などお金の知識が必要になることがあります。
私はファイナンシャル・プランナーの資格を持っているものの、今でも分からないことがたくさん出てきます。
分からないことがあればその都度インターネットで調べたり本で勉強したり、税務署に電話して聞いてみたり…。



自分で調べたり勉強したりするのが苦手な方は税理士さんにお願いするなどの対応が必要になるかも
下記の記事ではお金について分かりやすく学べる本も紹介しています。
ご興味のある方はご覧ください↓


孤独を感じやすい?
在宅ワークのデメリットを調べてみると、「孤独を感じやすい」というのがよく挙げられています。
確かに私が請け負っている在宅ワークも、一人でコツコツ作業を行っていく仕事が大半です。
孤独と感じるかは人によるかと思いますが、私はむしろ一人の時間が好きなのでデメリットに感じたことはありません。
疑問が生じたときは、きちんとしたクライアントならチャットなどで質問すればすぐに教えていただけますよ。
孤独というよりは必要なときだけ適度にコミュニケーションが取れる、ちょうどよい距離感が心地良いと私は感じています。
在宅ワークが向いている人
ここからは在宅ワークがどんな方に向いているかという点をお伝えしていきます。
私が考える、在宅ワークがおすすめの方は以下のとおりです。
- 「絶対に家で働きたい」という意思がある方
- 自分のペースで働きたい方
- 一人での作業が好きな方
- コツコツ努力できる方
- パソコンが使える方
在宅ワークは自分で環境を整えたり、仕事を探す努力も必要です。
「家で働く」と決めた強い気持ちがある人ほど、長く続けやすいと考えます。
決まった時間に縛られず、スケジュールを自分で決めたいという方にもおすすめ。
お子さんや家庭の状況に合わせて働きたい方にぴったりです!
在宅ワークは基本的に一人で黙々と取り組むスタイルなので、集中して作業するのが得意な方に向いています。
仲間と相談しながら進めたいという方には不向きかもしれません。
また、目の前の仕事を地道に・確実にこなすことが求められるため、コツコツ作業ができる方におすすめです。
スマホでできる案件もありますが、個人的にはパソコンを使用した方が効率が良いと感じています。
パソコンに苦手意識がないという方は挑戦してみてください。



「在宅ワークがしたい!」と考えている方は、ぜひ勇気を出して一歩踏み出してみてください!
私は主にクラウドワークスを使って在宅ワークを行っています。
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まとめ
今回は在宅ワークのメリット・デメリットがあります。
私は在宅ワークという働き方を選んで「本当に良かった!」と感じていますよ。
デメリットも多いですが、自分なりの対処法を見つければ主婦にとって非常に有益な働き方となります。
これから在宅ワークを始めようと思っている方には、ぜひ挑戦してみていただきたいです。



